麒麟屋の中原です。
今日もたくさんのお客様のご来店本当に感謝いたします。
さて、今回のブログ記事で、当店のこだわりの美味しい牛肉を仕入れる秘密をこそっと公開いたします。
おそらくこれは、お客様に対する気持ちと似たところもあると思いますが、簡単に言うと
業者様をとっても大事にするってことです。
業者様という言葉を使っている事でも分かるように、販売店は仕入先があって初めて商売ができます。
なので、意外かもしれませんが、これが一番の秘訣です。
色んなウンチク並べたらキリが無いくらいありますが、
本当にこれが一番大事なことなのです。
長い年月営まれてる焼肉店は必ず、手に入りにくい部位でも普通にお出しできる。。
これは私の父の教えです。
『業者さんのお陰でご飯食べれてるんだよ』
と子供の頃から教えてもらいました。
もちろん、お客様の事も大事だという事も語弊が無いようにお伝えしておきます。
そしてお世話になってる、私の肉の師匠 古賀さん。
長年当店を陰ながら支えてくださった大ベテランの納入業者さんです。
『こんな肉しかないとか!』
とか
『安くしろ!』
みたいなお店さんもあるみたいで・・・
個人的には、人が喜ぶ事を続ける事で、いろんな意味で結果的に自分や、自分に関係する人達も幸せになれるという想いが先にあるので、仕入れる立場で強気の言葉などを言う人の気持ちがわかりません。
ちなみにですが、暴言を吐くような方は、どうなるかというと・・
師匠曰く。。良い肉質のものを見つけてきてもそんな言葉を投げかける店には持ってかない。
もし仮に在庫があったとしても『すみません!今品薄で入らないんですよ』ですませる事もあったそうです。
一般常識で当然のことのようですが、実際に自分判断だけで仕入れをさせてもらってると段々身に染みて分かってきました。
じっくり考えると、本当に恐ろしい事だなとも思います。
業者さんの匙加減一つで、
希少部位が入るのか、納得のいく肉質を年間通して維持できるのか・・
引いては大事なお客様にいつ来られても満足していただける準備ができなくなる・・・
とまぁ、人と人とのつながりですから、相手の事を尊重しない事をしたら、当然自分にも返ってくるという普通の事ではありますが、でもその普通の事を普通にして、それを続けるというのはなかなか難しいようですね。
私は父からは、そのあたりに関しては、ずっと言われてて、私の性格もあいまってそうするのが普通なんだろうなと思って生きてきました。
これも、やはり、私の周りのたくさんの方や、支えてくれる業者様のおかげさまで焼肉麒麟屋は40年以上の長い年月やってこれたのだと心から思っています。
といっても誰にでも媚びるわけではありません。
偉ぶらず。
対等に。
普通に。
そして感謝の気持ちを忘れずにやっていきたいと強く思っております。
というわけで、実質このブログが私の初ブロガーとしてのデビュー記事になりました。
これから、私が想う事や、ぜひお客様にもいろいろ知ってほしい事など投稿していきたいと思いますので是非よろしくお願いいたします。